夏の翼

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夏の翼

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夏の翼

 

 

ダイコン栽培は、秋から育てることが多いですが、
夏場に種まきをして、秋に収穫する作型もあります。

 

夏の栽培にピッタリな夏の翼、という品種を紹介します。

夏の暑い時期が栽培期間に被ってしまうので、
品種によっては生理障害が起こりやすくなってしまいます。

 

夏の翼は耐暑性が強い品種で、
夏の高温でも軟腐病や萎黄病などの病害にかかりにくかったり、
裂根などの生理障害が起こりにくいです。

 

高温でも安心して栽培できますし、ス入りも起こりにくいので、育てやすいです。

夏に栽培すると、種まきが、中間地や暖地で暑い時期の8月中旬頃になります。

 

栽培地によりますが、

9月中旬には種まきを終えれば、11月に収穫することができます。

 

冷涼地はもう少し早くから種まきをすることができ、
冷涼地ではもう少し早く、7月初旬、8月初旬が種まきの時期です。
収穫が早くて9月になります。

 

ダイコンの色は青首で、緑色の部分が少し濃く、その下が白色で美しいです。
奇形になりにくく、曲がり根になることは少ないです。
肉質は歯切れが良く、緻密で食感が良く、色々な料理に適しています。

 

 

[夏の翼]タキイ交配

 

 

■特徴

 

・夏に種まきをして秋に収穫する作型に向いている青首ダイコンです。
・耐暑性が強く、夏場の高温でも生理障害や病害が起こりにくいです。
・ス入りが起こることが少ないので育てやすいです。
・他の品種に比べて、肥大が少しゆっくりです。
・長さは37cmくらいになり、太さは7.5cmくらいになります。
・曲がり根の発生が少なく、揃いも良いです。
・用途は煮物から漬物まで幅広く使えます。

 

 

■栽培

 

・中間地、暖地では早すぎず遅すぎず、適期に種まきをします。
・中間地と暖地で8月中下旬から種まきをし、遅くとも9月上旬までには種まきを行います。
・元肥は一般的なダイコンと同じように与えます。
・生育をみて間引きをし、追肥を行います。
・極端に乾燥、過湿する状況では、生理障害が起こりやすくなるので注意します。
・萎黄病に対しての抵抗性はありますが、
中程度なので、萎黄病が起きた土で栽培しないようにします。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培



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ダイコンの品種

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