聖護院大根

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聖護院大根

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聖護院大根

 

 

丸ダイコンといえば、まずこの品種を思い浮かべるのでは?

 

聖護院大根(しょうごいんだいこん)を紹介します。
青首ダイコンのように青色の部分がある丸ダイコンです。

 

聖護院という品種は京野菜の一つです。丸ダイコンとも呼ばれます。
京都の伝統野菜で、古くから育てられてきた品種です。

 

京都の、現在の左京区聖護院の農家が栽培し、現在の形になり
聖護院、という名前がつけられています。

 

現在では京都の他、全国各地で栽培されています。
また、京都の南部、淀地区で栽培されたダイコンは、淀ダイコンとも呼ばれます。

 

この聖護院大根ですが、実がしっかりしているので煮ても崩れにくく、
甘みがあるので、主に煮物に使われます。
漬物にしても柔らかく、美味しいダイコンです。

 

聖護院大根にはいくつか種類がありますので、育て方、収穫時期に応じて選んでください。

 

 

syogoindaikon2016-24

 

 

[早太り聖護院]タキイ交配

 

 

■特徴

 

・ス入りが遅いです。
・聖護院の中でも早太り性です。
・形、ツヤがよく、根割れも少ないです。
・太さは15cmくらいになります。

 

 

千枚漬け、美味です

 

 

■栽培

 

・早太りではありますが、無理に早まきするのは避けてください。遅くとも、
9月半ばまでには撒くようにしてください。
・根割れなどを防ぐために、土の乾燥、過湿には注意してください。
・元肥にホウ素、苦土を入れるようにしてください。また、肥料過多には気をつけてください。

 

 

syogoindaikon2016-23

 

[冬取り聖護院]

 

 

■特徴

 

・耐寒性が強い聖護院です。
・耐寒性が強いので、低温でも肥大し、栽培しやすいです。
・冬どりが主体です。

 

 

ダイコンと油揚げの煮物

 

 

■栽培

 

・早撒きを避けてください。
・冬どりは、生育期間が長くなりますので、肥料切れを起こさないようにしてください。

 

 

[平安すしらず聖護院]

 

 

■特徴

 

・冬取り聖護院と同じく、耐寒性が強いです。
・寒さや霜などで根が傷みにくく、育てやすいです。

 

 

■栽培

・収穫が遅れると裂根、ス入りの原因になるので気をつけてください。

 

 

[平安耐病早生聖護院]

 

 

■特徴

 

・ウイルス病に強いです。
・肥大が早く、早生品種なので早どりができます。
・他の聖護院大根よりも葉がやや大きいです。

 

 

■栽培

 

・土の過湿に注意してください。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ミニダイコンの育て方



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ダイコンの品種

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