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トップランナー

 

 

トウ立ちが遅く、低温でもよく育つトップランナーを紹介します。

冬から春にかけて、一部の地域では春から夏にかけて栽培する品種です。
トップランナーの特徴と栽培のポイントをご紹介します。

 

 

[トップランナー]タキイ種苗

 

つや風より根の伸びや肥大性が良いので、
トップランナー、つや風、藤風、と比較されることが多いです。

 

この3つの品種は低温での伸び、肥大性が良いです。
トップランナーはつや風よりトウ立ちが安定し、低温での伸びが良いです。

 

低温の伸び、肥大性を生かして1月からトンネルとマルチを使って栽培ができます。
暖地、中間地で1月中下旬に種まきをし、4月に収穫する作型と、
冷涼地でマルチを使って3月上中旬に種まきをし、
5月中下旬に収穫する作型に適しています。

 

暖地、中間地でも3月上旬からマルチを使用して栽培でき、
春~夏にかけての作型が向いています。

 

ただ、真夏の高温には弱く、肥大が悪くなるので、
極端な遅まきには気をつけたいところです。

 

病害には強く、萎黄病などに耐病性を持っています。
また、土壌中の肥料を吸収する力が強いので、適応性が広く、育てやすいです。

 

ダイコン自体は、白く、青首の部分の色が薄いです。
しまった肉質をしていて、ス入りも遅いです。
表皮はツヤがあり、加工用にも適しています。

 

 

 

 

■特徴

 

・首の部分は淡緑色をしています。
・長さが38cm、太さは7.5cmくらいに揃います。
・冬~春、春~初夏に掛けて栽培する作型に向いています。
・つや風よりトウ立ちが遅く、低温の伸びも良いです。
・低温には強いですが、高温にはやや弱いです。
・病害に強く、土壌適応性も広いので育てやすいです。
・ス入りが遅く、肉質はしまっていてツヤも良く、加工用にも向いています。

 

■栽培

 

・暖地、中間地のトンネル・マルチ栽培で、1月から種まきができます。
・冷涼地や、トンネルを使わないマルチ栽培で3月上中旬に種まきをします。
・種まきが遅れると、栽培期間が高温期に被り、肥大が悪くなります。
・地植え栽培では、生育初期に不織布を使い、生育を促します。
・萎黄病に強いですが、病害が出たことのある土は避けます。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培



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ダイコンの品種

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