藤風

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藤風

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藤風

 

 

冬から翌年の春にかけて、一部の地域では初夏から夏にかけて、
栽培する品種の藤風(ふじかぜ)の特徴と栽培方法をご紹介します。

 

真冬の1月から種まきをする品種で、
低温でも根の伸びや肥大性が良く、トウ立ちが遅い春ダイコンです。

 

早くから栽培する場合はトンネルを被せて栽培します。
中間地、暖地では1月に種まきをして4月、5月頃に収穫する作型や、
4月中に種まきをして、6月に収穫する作型に向いています。

 

冷涼地ではそれよりも遅い5月上旬頃に種まきをして、
7月、8月に収穫する作型に向いていて、
栽培地によって作型が少し異なり、適応する作型も広いです。

 

冬場から栽培する場合は、マルチを張って、トンネルを被せて栽培します。

 

耐病性は萎黄病などに強く、耐暑性もあるので生理障害が起こりにくいですし、
低温などに当たることによって裂根が起こることもありますが、
裂根も少なく,サイズも揃うので家庭菜園でも作りやすい品種です。

 

また、根の揃いが良く、早くから肥大して育って、
収穫が遅れても形が崩れにくいです。

 

そのため、食べる分だけ収穫して、
残りは次回収穫する、ということも十分可能です。

 

 

 

 

[藤風]タキイ種苗

 

 

■特徴

 

・トウ立ちが遅く、低温でもよく根が伸び、肥大します。
・耐病性、耐暑性が強いので作りやすいです。
・地域によって適した作型が異なったり、広い作型に適応します。
・長さは37cmで太さは7.5cmくらいになり、揃いが良いです。
・乾燥や低温による裂根が起こりにくいです。
・収穫する時期の幅が広く、使いやすいです。

 

 

■栽培

 

・早まきを避けて、中間地、暖地でトンネル栽培ができるなら1月上旬、
または3月初旬が目安です。
・トンネル栽培をしない場合は。4月初旬~下旬が種まきの適期になります。
・冷涼地では5月初旬、6月上旬が種まきの適期です。
・栽培するときは、マルチを使います。
・極端な密植を避けて、広めに株間を取ります。
・比較的暑さには強いですが、夏場の肥料過多には気をつけます。
特に、追肥が遅れてしまうと、品質が低下してしまいます。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培



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ダイコンの品種

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