緑輝
緑輝
緑輝(りょっき)は、青首総太り型のダイコンで、
他のダイコンに比べるとやや短いです。
秋から冬にかけて栽培され、おでんなどの煮物に最適です。
[緑輝]タキイ交配
緑輝は耐寒性に優れた品種で、
中間地、暖地の種まきが9月、収穫が11月と同じように、
冷涼地でも11月に収穫する作型も可能です。
その代わり、11月に収穫する場合は種まきが早く、8月中下旬頃になります。
一番遅くて、暖地で10月上旬に種まき、年明け後の1月収穫、
という収穫も出来るので、寒い地域や寒い時期での栽培が容易です。
また、生育が旺盛なのでよく育ちます。
種まきは、秋の早まきは葉がよく育つ葉勝ちになりやすくなるので、
元肥は控えめにして、追肥で育てるのがポイントです。
冬栽培は、やや多めに肥料を与え、生育後半まで肥料が切れないようにします。
また、乾燥に注意し、適湿を保つようにします。
マルチなどの被覆資材を使うと良いです。
ダイコン部分は、総太り型なので8.5cm程度に太り、
根長は32cmと、短めで、尻までよく詰まります。
おでんに最適です!
■特徴
・青首のダイコンで、総太り型です。
・耐寒性にすぐれ、冷涼地でも育てやすいです。
・中間地、暖地での12月~1月収穫も可能です。
・生育が旺盛で尻まで太ります。
・長さが32cm、太さが8.5cmと短めです。
・肉質は緻密で、ス入りは遅めです。
・おでん用に最適な品種で、おでんのほか煮物系に向いています。
■栽培
・冷涼地の早まきで7月下旬、8月下旬が種まきの適期で、
8月下旬の種まきで10月下旬から11月に収穫ができます。
・中間地で9月上旬、9月下旬に種まきをし、
9月下旬に種まきをすると12月に収穫ができます。
・暖地では9月中旬、10月上旬に種まきが可能で、1月に収穫する作型が可能です。
・秋の早まきは、元肥を少なくし、葉勝ちにならないようにします。
・また、元肥を少なくする分、追肥で育てます。
・冬どりは、逆に肥料は多めに与え、肥料切れにならないようにします。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培