おしん
おしん
おしんは1月~5月にかけて栽培できる春ダイコンで、
トウ立ちが遅いため、中間地、暖地では6月まで収穫が出来ます。
寒い時期に育てるので、資材が揃っていないと、少し難しいです。
春ダイコンなので、適作型は冬から春にかけて栽培する作型が向いています。
中間地や暖地で1月~2月に種をまき、4月~5月に収穫ができます。
冷涼地では3月上旬に種をまき、5月に収穫ができます。
この作型の場合、どの地域もマルチとトンネルを使って栽培をします。
寒い時期に栽培するので、
資材を使わない状態だと温度不足で根部の生育が悪くなってしまうので、
基本的にはマルチとトンネルを使った状態で栽培し、
マルチで土の保温、トンネルで全体を覆い、保温、保湿をします。
また、乾燥時期の栽培になるため、
極端に乾燥している状態だと、ひげ根の発生が多くなるので、
保水性の良い土作りをすることで、発生を防げます。
マルチやトンネルを使わない場合、種まきの時期は遅く、
中間地、暖地ともに4月頃に種まきをし、6月に収穫する作型で育てることもできます。
ダイコンは青首の総太り系のダイコンで、
首色は淡緑色になり、先端まで太るので、尻づまりが良いです。
適期の種まきで根長34cm、根径7cmくらいになり、
大きさは一般的なダイコンと同等のサイズに揃います。
大根飯もおいしいですよ!
[おしん]
■特徴
・青首の総太り型の春ダイコンで、冬から春にかけて栽培できる品種です。
・首は淡緑色で、地下部は白色です。
・根長34cm、太さ7cmくらいの大きさに揃います。
・トウ立ちが遅く、6月収穫も可能です。
・2月に種まき、4月~5月に収穫する作型が最適です。
・肉質は良質でス入りも遅いです。
■栽培
・冬から育てる場合、マルチとトンネルを使って栽培します。
・中間地、暖地で2月上旬から中下旬までに種まきをし、冷涼地では3月上旬頃に種まきをします。
・マルチは一般的な黒マルチを使用し、トンネルはビニールを使います。
・乾燥が続くと、ひげ根が発生しやすくなるので、
保水性の良い土作りをします。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?