春の宝
春の宝は春から夏にかけて栽培できる青首ダイコンで、
暖地から冷涼地まで、春まき専用で早く太り、種まきから約60日で収穫できます。
秋まきと変わらないしっかりとした大根に育つ春の宝。
詳しい特徴と栽培のコツを紹介していきます。
耐病性を持っていて、病害が発生しにくく育てやすいです。
春まき専用の品種なので、秋栽培には不向きです。
栽培適地は暖地から冷涼地で、
暖地なら2月末から5月中旬が種まきの時期、中間地で3月中下旬から5月中旬、
冷涼地で4月上旬から6月末までが種まきの時期になります。
それ以降は、秋まきの作型になるので注意です。
種まきから約60日くらいで収穫ができるので、
収穫時期は暖地で4月下旬から7月末頃まで、中間地で5月中下旬から7月末頃まで、
冷涼地で6月初旬から8月末頃までが収穫時期です。
なので、種まきの時期をずらせば、
春から夏の間の欲しい時期に欲しいだけ収穫を合わせたり、
夏に収穫を合わせることも十分可能です。
春まき栽培と秋まき栽培を組み合わせれば長い期間ダイコンを楽しむこともできます。
根長は38cm前後で標準に比べてやや長めです。
首部は淡い緑色をしていて、青首ダイコンの部類に入ります。
青首部分から下は、白い肌をしていて、ツヤも良いです。
太りは早く、重さは1.2kg前後で、
秋まきのダイコンとさほど変わらない大きさ、重さになります。
[春の宝]
■特徴
・春まき専用の青首ダイコンです。
・早太りの性質を持っています。
・耐病性を持っていて、様々な病害に耐えて育てやすいです。
・暖地から冷涼地まで栽培ができます。
・種まきから約60日後が収穫の目安です。
・根長は38cmでやや長く、重さは1.2kg前後になります。
■栽培
・暖地、中間地で2月末、3月中旬から5月中旬頃までが種まきの時期で、
冷涼地で4月初旬から6月末までの種まきを目安に行います。
・春まき専用品種なので、遅すぎる種まきには注意します。
・耐病性を持っていますが、なるべく事前に予防することで、
病害の悪化や拡大を防ぎます。
・梅雨の時期と栽培時期か重なる場合は特に病害に注意したり、
水はけの良い土作りをなるべく心がけます。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?