丸ダイコンの肉詰め
丸ダイコンの肉詰め、見た目のインパクト大!でも味は優しいです
■丸ダイコンの肉詰め
ダイコンといえば、スラリとまっすぐに伸びた長い野菜、
というイメージが強いです。
けれど、ダイコンにもたくさんの品種があり、
物によっては細長い形ではない場合もあります。
その1つが、丸ダイコンです。
聖護院ダイコンに代表されるような、
丸くてカブのような形をしているのが特徴です。
スーパーでも時折見かけますし、旬になれば直売所にたくさん並びます。
一般的なダイコンと形が異なるため、
どのように調理すれば良いのか悩む方もいますが、
丸ダイコンの多くは煮物にすると真価を発揮します。
今回は、そんな丸ダイコンを丸ごと使った煮物レシピです。
少し手間はかかりますが、作り方は難しくありません。
なのに見た目はかなり手がかかっているように見え、
インパクトも強いです。
●材料
丸ダイコン(小)……1個
鶏ミンチ……100g~150g
ショウガ……1かけ~2かけ
酒……大さじ1
塩コショウ……適量
(煮汁)
水……500cc
白だし……大さじ1.5
薄口醤油……大さじ1
みりん……大さじ1
(水溶き片栗粉)
片栗粉……大さじ1
水……大さじ1~大さじ2
●作り方
1.ダイコンは、中をくりぬきやすいように上部を切ります。
次に座りが良くなるよう、お尻を切ります。
全体の皮を剥いたら、スプーンなどを使って中をくりぬきます。
ショウガは皮を剥き、半分をみじん切りに、残りをすりおろします。
酒・塩コショウを入れて、粘りが出るまでよく混ぜます。
くりぬいた丸ダイコンに、肉ダネを詰めます。
3.鍋に煮汁の材料を全て入れ、さっと混ぜます。
そこに肉を詰めた丸ダイコンをそっと置いてフタをします。
中火にかけて煮汁が沸騰したら、
沸騰状態を保てる程度の火加減にして20分~40分煮ます。
竹串を刺してすっと通るくらい火が通ったら、一度火を止めて粗熱をとります。
食べる直前に温め直し、先に肉を詰めた丸ダイコンだけ取り出して器に盛ります。
鍋に残った煮汁にすりおろしたショウガを加え、
フタなしで3分~5分煮て水分を飛ばします。
味見をして濃さに問題がなければ、
水溶き片栗粉を加えてだまにならないよう混ぜ、とろみがついたら火を止めます。
丸ダイコンの上からあんをかけたら、出来上がりです。
●ポイント
今回、くりぬいた分のダイコンは肉ダネに加えませんでしたが、
細かく刻んで加えても構いません。
その場合は、鶏ミンチの量を減らすか、
残った肉ダネで肉団子やハンバーグを作ってもおいしいです。
ショウガの量はお好みで決めてください。
ショウガの風味や辛みがお好きな方は2かけ、
風味付け程度で良い方は1かけでも十分です。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?