ダイコン 保存方法

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ダイコンの保存方法

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ダイコンを家庭菜園で育てていてたくさん収穫したり、
旬のダイコンが大安売りしていてたくさん購入したりと、
大量のダイコンを手にすることが意外とあります

 

 

特に一人暮らしなど、少人数で一気に消費するには限度があります。
ダイコンは、上手に保存すると、保存期間を長くすることができます。
ダイコンの保存方法をご紹介します。

 

[ダイコンの保存方法]

 

 

■葉付きダイコン

 

旬の時期になると、葉付きのダイコンがスーパーに並ぶことがあります。
また、家庭菜園で収穫したりする時も葉付きになります。

 

ダイコンは葉がついたままの状態で置いておくと、
葉に栄養をとられてしまい、あっという間に食味が悪くなってしまいます。

 

葉付きのダイコンを手に入れたら、新鮮さを保つため、まずは葉を落としましょう。
根の部分に切れ目を入れると傷みが早くなるので、葉を少し残して切るようにします。

 

切り取った葉も食べることができます。
根に近い部分や先端は硬かったりえぐみがあるので、端は切って処分します。

 

残った部分は漬物にすることもできますし、
茹でておひたしにしたり、焼き飯の具として使うこともできます。

 

根の部分よりも栄養が豊富に含まれているので、
新鮮な葉付きダイコンが手に入ったら、是非葉も食べてみてください。

 

 

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葉は、早めに取り除き、食べてしまいましょう

 

 

■葉の保存

 

葉付きダイコンから切り取った葉は、あまり日持ちしません。
できれば切った後すぐに下ごしらえをしておきましょう。

 

漬物にする場合は塩もみし、
混ぜご飯や和え物に使う場合は、さっと茹でて氷水で冷やします。

 

水をしっかりと切ってから、ラップに包んで冷蔵庫に入れておきましょう。
冷蔵庫に入れておいても、あまり日持ちしないので、できるだけ早く消費します。

 

 

■根の冷蔵保存

 

ダイコンといえば、やはり根の部分が主役です。
太くて立派なサイズのダイコンは、どう保存して良いのか迷います。

 

ダイコンを丸ごと保存する場合と、
必要な分だけ切った残りを保存する場合とで少し保存法が変わります。

 

・丸ごと
丸ごとのダイコンを保存する場合、時期によって保存場所が異なります。
秋や冬など、寒い時期は室内の涼しい場所で保存します。

 

この時、新聞紙にくるんでおくと乾燥を防ぐことができます。
ダイコンは立てて置いておくことで、余計な体力を使わず日持ちするので、
立てておくようにしましょう。

 

夏は室内でも暑く、そんな中でダイコンを置いておくとすぐに傷みます。
そんな時は、やはり冷蔵庫の野菜室が最適です。

 

ダイコンは乾燥に弱いので、湿らせた新聞紙にくるみ、
その上からビニールをかぶせて野菜室に入れておきます。

 

・使った残りの保存
必要な分だけ切って使った後に残ったダイコンの場合、
まずは切り口をラップなどでぴっちりと空気が入らないようにフタをします。

 

さらに湿らせた新聞紙でくるんで、野菜室に立てて置きます。
切った状態であっても、頭を上にして立てて保存することで、余計な体力を消耗しません。

 

 

煮物やおでんには冷凍しておくと便利

 

 

■冷凍保存

 

水分がほとんどのダイコン、さすがに冷凍できないと思ってはいませんか?
実はダイコンも冷凍で保存できます。

 

冷凍すると、どうしても解凍する時に水分が抜けるため、食味が多少は悪くなります。
けれど冷凍したものを煮物に使うと、味のしみこみが良くなります。

 

・生のまま
生のままで冷凍することが可能です。
ただし、丸ごとのまま冷凍してはいけません。

 

ダイコンは解凍した時に水分が抜けてしまうため、
解凍してから調理するのは避けるようにします。

 

そのためにも、料理に合わせて切った状態にして冷凍します。
味噌汁などに使うなら短冊、煮物に使うなら厚めの輪切りといった風にします。

 

切っておくことで、凍った状態のまま料理に使うことができます。
冷凍する時は、一度重ならないように並べた状態で凍らせてから、
保存袋に入れなおすと、ダイコン同士がくっつきません。

 

・茹でる
ダイコンを硬めに茹でてから冷凍することもできます。
生のまま冷凍するよりも劣化が少ないのでお勧めです。

 

この場合も、料理に合わせたサイズに切ってから茹でて冷凍します。
ある程度火を通した状態で冷凍するので、
料理に使った時、火が通るまでの時間を短縮できます。

 

茹でたダイコンを冷凍する時も、いちど重ならないように並べた状態で凍らせます。
凍ったらバラバラにして保存袋に入れると、くっつかずに保存できるので、
必要な時に必要なだけ使うことができます。

 

 

大根おろしも凍らせておくと便利です

 

 

・大根おろし
大根おろしも冷凍することができます。
大根おろしを作ったら、保存袋に入れて冷凍庫に入れます。

 

この時、製氷皿などに入れて冷凍すると、製氷皿のサイズに小分けになるので、
少量ずつ使いたい時に便利です。

 

使う時は、そのまま解凍させてから使います。
常温解凍でも冷蔵解凍でも可能です。

 

レンジで解凍することもできますが、
温まってしまうことがあるので、できれば避けた方が良いです。

 

味噌汁など、火を通す場合は凍ったまま鍋に入れても問題ありません。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培



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