狭い畑 連作障害
ダイコンやジャガイモなど、地下に深く伸びたり広がるタイプの野菜は、
広い畑でないとできないと思われることが多いです。
もちろん、栽培の仕方や選ぶ品種によって、狭いエリアでも栽培が可能です。
けれど、狭い畑の場合、気になるのは連作障害です。
狭い分、輪作が難しくなるため、連作せざるを得ない場合もあるためです。
狭い畑で連作障害が出ないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。
大根の種の取り方
ダイコンの花と鞘
ダイコンは、おもに春と秋の年2回の栽培が可能です。
品種によっては、年に何度も栽培できるものもあります。
市販されている種を使うのも良いのですが、
やはり自家採種したものを使いたいという方も多いでしょう。
ダイコンを自家採種で育てるためには、
種を取るところから始めなければいけません。
ダイコンの種の取り方とは、どのようなものなのでしょうか。
ダイコン トウ立ちさせない
ダイコンの花の色は、白から薄い紫です
ダイコンを育てていると、いつの間にか花茎が伸びてきてトウ立ちしてしまった!
という失敗がよくあります。
ダイコン栽培では、トウ立ちすると良くないといわれていますが、
ダイコンをトウ立ちさせないためには、どうすれば良いのでしょうか。
大根栽培キット
ダイコンを育ててみたいけれど、プランターや土、種などを一式そろえるのが、
分かりにくい、面倒と感じること、ありますよね。
そんな時は栽培キットがお勧めです。
容器が小さい分、栽培できる量は少ないですが、気軽に始めることができます。
雑貨店などでも販売たくさん販売されている上に、
最近の栽培キットは見た目もオシャレで、インテリアの役目もしてくれます。
ダイコンに関するお勧めの栽培キットをご紹介します。
「自分大根」C)charm 楽天市場店
■大根栽培キット
まずは本当のダイコンを育てることができるキットです。
販売から徐々に人気が高まり、いまやダイコンの栽培キットといえばこれ!
というほど人気が高まっています。
「自分大根」の栽培キットには、縦長のプラポット、
培養土、種、育て方の説明書が入っています。
栽培に必要なものが全て含まれていて、すぐに栽培を始めることができます。
1つの容器では1本しか育てることはできません。
しかし間引きをしたり、水を与えたりと世話をしているうちに、愛着がわいてきます。
上手に育てれば、長さが20cmほどの立派なダイコンが収穫できます。
この自分大根はシリーズ化されており、ダイコンの他にも、
「私のおかぶ」「いっぽんでもにんじん」があります。
私のおかぶは、薄紫と白のツートンカラーのカブを育てることができます。
いっぽんでもにんじんは、その名の通り、ニンジンを栽培できるセットとなっています。
パームガーデン C)GMA-ART
■二十日大根栽培キット
いきなり大きなダイコンはハードルが高い……という場合は、
小さくて栽培期間の短い二十日大根の栽培キットがお勧めです。
二十日大根(ラディッシュ)であれば、1ヶ月ほどで収穫することができます。
栽培キットの種類も豊富で、可愛らしいものがたくさん販売されています。
基本的には、容器、土、種がセットになっているものが多いので、
購入すればすぐに栽培を始めることができます。
二十日大根であれば、栽培可能な時期も長いですし、
大きめの容器の栽培キットを選べば、一度に何株も育てて収穫できます。
朝、大きく育った二十日大根を収穫し、
朝食のサラダなどに入れれば、
フレッシュで彩りの美しい二十日大根を楽しむことができます。
スプラウト水栽セット C)Cozy Garden & Flower
■かいわれ大根栽培キット
二十日大根よりもさらに短い期間で収穫したい!という方には、
かいわれ大根の栽培キットがお勧めです。
かいわれ大根はいわゆるスプラウトと呼ばれる野菜の一種です。
種を播いて水に浸しておくと、数日のうちに発芽し、そのまま育っていきます。
ある程度の高さまで育ったら、ハサミなどでちょきんと切って収穫です。
料理の添え物として重宝し、ピリッとした味わいを生かしてサラダに入れたり、
蕎麦や素麺の薬味にするのもおいしいです。
かいわれ大根の栽培キットは、容器と種がセットになっているものがほとんどです。
容器が二重になっていて、綿やシート、土などが不要のタイプと、
綿やシートを土代わりにして根付かせるタイプの2通りが基本です。
どちらも育てるのは難しくありませんし、管理も水だけなのでとても楽です。
大きなダイコンやラディッシュにように、太陽光を必要としないので、
日当たりの良い場所がない方にも気軽に育てることができます。
かいわれ大根の良いところは、一度キットを購入した後は、
好きな種を購入してくるだけで、再び育てることができるところです。
かいわれ大根以外にも、蕎麦やブロッコリーなどのスプラウトを育てることもできます。
ただし、種を購入する時は、スプラウト用の種を購入するようにします。
スプラウト用以外の種は、消毒処理をしている場合がほとんどです。
スプラウトとして食べる場合、栽培期間が短く、
薬剤が残ったままになる可能性が高いので注意しましょう。
スプラウト用の種も、ホームセンターなどでも購入できるので、
好みのスプラウトの種を常備しておくと、いつでも栽培することができて便利です。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培