夏伝説

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夏伝説

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夏伝説

 

 

夏伝説は、大和農園が改良して作った、ダイコンの品種です。
ダイコンは冷涼な気候を好む野菜のため、栽培の適期は春と秋に集中します。

 

けれど、夏伝説は名前の通り、夏にも強いダイコンです。

夏伝説の特徴と栽培ポイントをご紹介しましょう。

 

一般的なダイコン栽培では、
中間地~暖地で8月下旬~9月の種まきが基準となります。

 

夏伝説の場合、8月中旬頃からの播種が可能です。
寒地であれば、6月下旬という、かなり早い時期の播種が可能となっています。

 

もともと、ダイコンは生育適温が広いですが、真夏の暑さは苦手です。
けれど、夏伝説は暑さに強く、一般的なダイコンよりも、早めの播種が可能です。

 

夏まきダイコンは、暑さには強いものの、
食味が秋冬ダイコンに比べると劣る印象が強いようです。

 

ところが、夏伝説は食味も良く、育てやすい品種です。

種まきをした後の生育もスムーズで、根の伸びも良いです。

 

遅まきした場合の生育も良好で、根が短くなる症状も出にくいです。

 

夏伝説は、根の長さが38cmほど、直径も8cmほどと、
ダイコンとしては理想的な長さと太さに生長します。

 

肌もとても美しく、絹のようになめらかで、皮も肉色も真っ白です。
系統としては青首系なので、収穫の頃には、肩の部分が緑色に染まります。

 

夏ダイコンらしい、シャキシャキとした食感が強く、みずみずしさもあります。
煮炊き物にはもちろんですが、特に生食に向いた品種でもあります。

 

細切りにしてサラダ、太めに切って野菜スティック、サラダ代わりの浅漬けにもできます。
分厚く切ってステーキなど、色々な料理に使える、オールマイティーな面もあります。

 

 

 

 

[夏伝説]大和農園

 

 

■特徴

 

・暑い時期に播種が可能な、夏ダイコンの品種です。
・根の長さは38cm、直径が8cmほどのダイコンとして理想的なサイズです。
・肌は絹のようになめらかで、表皮も肉色も純白です。
・青首系の品種なので、生育後半に肩がせりあがってきて、緑色に染まります。
・肉質はしゃっきりとしていて、夏ダイコンの中でも食味が良好です。
・煮炊き物やステーキなどの加熱調理も可能ですが、特に生食に向く品種です。
・サラダやスティック野菜、漬物などの生食では、
シャキシャキとした小気味良い食感が楽しめます。
・中間地~暖地では8月中旬からの播種が可能です。
・寒地では6月下旬という早い時期の播種が可能です。
・生育がスムーズで早生のような性質があるため、
多少なら遅まきになっても生育が落ちず、短根の症状が出にくいです。
・根の伸長や肥大が良く、尻づまりがとても良い品種です。
・夏ダイコンの品種なので、春まきには適しません。
・葉は立性でスラリと伸びるのが特徴です。

 

 

■栽培

 

・基本の育て方は、一般のダイコンと同じです。
・根が長く伸びるタイプなので、しっかりと深くまで耕し、
石などの障害物を取り除いておきます。
・水はけが不安な場所や、土作りがまだ浅い場所では、高畝にして排水を促します。
・早ければ播種後55日ほどで、少し寒くなってからの栽培では、
播種後60日~65日が収穫の目安となります。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?



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ダイコンの品種

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