白秋
白秋
白秋(はくしゅう)は浅漬けに最適な白首ダイコン品種で、
軟らかい肉質と真っ白な肌が特徴です。
栽培は冷涼地から暖地まで適しており、
どの地域も秋から冬にかけて栽培をします。
冷涼地で栽培する場合のみ、夏から秋にかけて栽培することもできます。
作型的には夏秋ダイコンと似ていて、7月に種まきをして9月に収穫できる作型になります。
生育は旺盛で肥大性も良く、根部の肉付きも良いです。
早まきには不向きで、適期に種まきをし、漬物として使う場合には、
若どりすることができます。
適期の収穫で、根長45cm、太さは5cm~6cmになります。
生育が旺盛なことから、肥料過多には注意が必要です。
特に、チッソが多いと根部が曲がってしまう曲がり根の発生が多くなるので、
元肥のチッソ分だけを控えたりすることが大事になります。
白秋はタキイ種苗株式会社の品種で、
タキイ種苗株式会社の品種紹介では、青果、浅漬け向けと紹介されています。
肌、肉質共に真っ白で美しいため、色を生かす料理に向いています。
肉質は一般的なダイコンより軟らかいため、漬物のほか、サラダにしても見栄え、食感が良いです。
[白秋]
■特徴
・青果や浅漬けに適している白首品種です。
・大きさは根長45cm、太さ5cm~6cmに揃います。
・表面の肌や肉の色は真っ白で美しいです。
・生育は旺盛で肥大性も良く、肉付きが良いです。
・ス入りは少ないです。
・栽培適地は幅広く、冷涼地から暖地まで適しています。
・冷涼地であれば夏から秋にかけても栽培することができます。
・肉質は緻密で軟らかく、生食にも最適です。
浅漬けに美味しいダイコンです
葉っぱもビタミンたっぷりで旨いです
■栽培
・元肥のチッソ分を控えめにし、曲がり根の発生を防ぎます。
・早まきには不向きなので、秋まき栽培では、
冷涼地で8月中旬、中間地で8月末~9月末、暖地で9月中の種まきが適期になります。
・冷涼地で早くから栽培する場合は、7月中旬頃に種まきをし、9月中旬から9月末まで収穫ができます。
・漬物として使う場合は若どりしても良いですが、
遅くとも適期収穫を行い、適期以上に遅れないようにします。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?