秋祭
秋祭は秋まき栽培に適した青首ダイコン品種で、
耐寒性が強く、ゆっくりと太るので、長い期間畑に置いても問題なく収穫できます。
病害にも強く、ス入りも遅いので暖地で年内収穫の他、翌年収穫も狙えます。
耐病総太り品種に分類されるので、どの調理方法でも美味しく食べられます。
作型は、秋まき栽培に適しています。
暖地、中間地で8月中旬から9月末、10月上旬までの種まきですが、
早めの種まきで年内収穫、耐寒性が強いので遅めの種まきで翌年の1月、2月収穫も狙えます。
冷涼地は寒くなる前に収穫を行いたいので、7月下旬から8月末までに種まきをして、
9月中旬から11月中旬に収穫するのが良いです。
収獲期間の幅は広く、ゆっくりと肥大してス入りも遅いことから、
少しずつ収穫することも可能です。
少しずつ収穫収穫することにより、ダイコンを翌年まで楽しめるのが魅力です。
首部分は淡い緑色をしているので、青首ダイコンに分類されます。
首から下部は白い肌をしていて、滑らかです。
耐病性も持っているので育てやすく、病害の拡大も最小限で済みます。
ただ、連作や、前年に病害が発生した土地では特徴を発揮しにくいので、
なるべく連作を避け、病害が発生していない土を使うことも大事です。
食べ方は、どの調理法にも合っているのでダイコンおろしから漬物、
煮物まで幅広い用途があります。
[秋祭]
■特徴
・ゆっくりと太り、収穫時期の幅が広い青首ダイコンです。
・基本は秋まき栽培の作型で育てられます。
・ス入りは遅く、耐病性に優れています。
・耐寒性にも優れていて、翌年収穫も狙えます。
・調理方法は幅広く、どの調理法でも美味しく食べられます。
■栽培
・冷涼地、中間地、暖地の全ての地域で秋まき栽培の作型に沿って育てます。
・耐寒性が強い品種ですが、冷涼地の寒さには耐えれない可能性が高く、
栽培は難しいので11月までに収穫する作型を選択します。
・中間地の種まきは8月中旬から9月末までに行って、
10月中旬から翌年の1月末までの収穫が目安です。
・暖地栽培は、8月中旬から10月上旬までに種まきをし、
中間地と同様に10月中旬から収穫ができ、最長で2月末まで収穫が可能です。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?