ダイコン 表面に傷ができる

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ダイコン 表面に傷ができる

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収穫してみたら、傷や変色が!

 

 

ダイコンは表面は、真っ白でつるっとしているのが理想的ですが、
実際に収穫してみると、表面が傷だらけであったり、
茶色く変色していることがよくあります。

 

この傷や変色の原因は、病気や害虫であることがほとんどです。
キレイなダイコンを収穫するためには、病害虫予防が必要になります。

 

 

[ダイコン 表面に傷ができる]

 

 

■害虫によるもの

 

ダイコンの根を食害する害虫といえば、キスジノミハムシの幼虫が代表的です。
キスジノミハムシは、成虫もダイコンの葉を食害する害虫ですが、
幼虫の方が見えない根を食害するので厄介です。

>>ダイコンの害虫

 

キスジノミハムシの幼虫は、ダイコンの根の表面を食害するため、
収穫したダイコンの表面には、でこぼことした傷が残ります。

 

ひどい場合は、ダイコンの全体を覆うように凹みがみられ、
傷のできた部分は茶色く変色します。

 

地上から見ている限り、土中にいる幼虫の存在は見つけることができません。
そこで、キスジノミハムシを予防するためには、成虫を寄せ付けないようにします。

 

成虫を寄せ付けなければ、土中に卵を産み付けられることもないので、
被害が出ることはほぼありません。

 

同時に、成虫による葉の食害も減らすことができるので、一石二鳥です。

 

まず成虫を寄せ付けないために、ダイコンの種を播いた後は、
必ず防虫ネットを設置しておきましょう。

 

キスジノミハムシの成虫は体長が3mmほどと小さいですが、
防虫ネットであれば十分防除できるサイズです。

 

防虫ネット以外の、不織布などでも代用は可能です。
その場合、目の細かいものを選ぶと、予防効果が高まります。

 

成虫は4月~10月まで断続的に発生するので、寒くなるまでは気を抜けません。
種播きをする時に、土と薬剤を混ぜて防除する方法もあります。

 

ただし、薬剤を使用する場合であっても、防虫ネットを併用し、
成虫をできるだけ寄せ付けないようにすると、防除率が高くなるのでお勧めです。

 

 

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よく観察して調子の悪いダイコンを救うか除去します

 

 

■病気によるもの

 

ダイコンは色々な病気にかかりやすい野菜です。

 

中でも、そうか病・根こぶ病・円形褐斑病・根腐病・根くびれ病・黒斑病などは、
根の表面に傷のような病斑が出ることがあります。

>>ダイコンの病気

 

たいていは不整形ながら少し丸みを帯びた病斑ができたり、
腐ったように柔らかくなったり、黒っぽい色をしていたりと、
害虫による傷とは見分けがつきます。

 

ただ、病斑自体が小さかったり、変色している部分の色が浅い場合は、
害虫によってできた傷と大差がないので、見分けるのが難しくなります。

 

その場合、根の表面の傷以外に症状があるかないかで、病気が害虫かを見分けます。
根の表面の傷や変色以外にも、葉に病斑が出ていたり、
切った中まで変色していたりするのは、病気が原因です。

 

病気を予防するためには、まず耐病性のある品種を選ぶようにします。
ダイコンは病気にかかりやすいため、
品種改良を重ねて病気に強い品種がたくさん販売されています。

 

どうしても育てたい品種がある場合を除いて、
品種選びをする時には、耐病性を考慮するようにしましょう。

 

また、水はけの良い土で育てることも、病気予防につながります。
薬剤による防除が可能な病気もあるので、
毎年頻発する場合は使用を検討してみてください。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ミニダイコンの育て方



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ダイコン栽培 Q&A

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