紅くるり大根

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紅くるり大根

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紅くるり大根

 

 

紅くるり大根は、松永種苗が改良して作った、ミディダイコンの品種です。

 

一般的なダイコンといえば、白くて長いものをイメージしますが、
紅くるり大根は普通のダイコンとは見た目がまったく違います。

 

初めて見た人の中には、サツマイモにしか見えないと感じることもあるほどです。

紅くるり大根は、表皮が赤紫色をしているのが特徴です。

 

しかも、表面の皮だけでなく、内側の肉色まで赤紫色をしているので、
どこを切っても赤紫色のキレイなダイコンが楽しめます。

 

肉質は柔らかく、生で食べても口に繊維が残りにくく、
サラダやスティック、漬物、おろしなど、色々な料理に使えます。

 

また、生食だけでなく、スープや炒め物にも使えます。
漬物やスープにした時、出てきた水分も赤くなるのも特徴の1つです。

 

色が出る分、他の食材にも色移りしやすいのですが、その特徴を生かして、
白いものをピンクや赤に染めるのも楽しそうです。

 

根のサイズは、収穫のタイミングによって変わります。
小さいうちなら300gから、大きく育ったものなら1kgくらいのものが収穫できます。

 

収穫までにかかる日数は、300gで45日が目安となります。

 

根の長さが一般的なダイコンよりも短いため、ミニダイコンやミディダイコンとして、
プランターや鉢を使って栽培できます。

 

また、種まきからの生育もスピーディーなので、小さめの300gから収穫を始め、
その後順次収穫を進めれば、長く楽しむこともできます。

 

1kgまでは収穫適期サイズですが、実際には1.2kgくらいまで生長します。
ただ、大きくなりすぎると食味が悪くなるので、1kgまでで収穫するのがお勧めです。

 

ス入りが遅いので、しっかり大きく育てても、食味が悪くなりにくいです。

 

春と秋の栽培に適していますが、中間地~暖地の場合、
春まきでは高温によってトウ立ちの可能性が高くなるので、遅まきに注意します。

 

また、寒地の場合、春よりも7月中旬~8月中旬の秋まきがお勧めです。

 

育てやすい性質で、家庭菜園にも適した品種です。

 

 

C)成木べ商店

 

 

根のサイズは小さいですが、地上部の葉が開帳性なので、密植栽培には向きません。
株間はしっかりとって、十分な肥大を促しましょう。

 

基本的には、根も葉軸も赤くなりますが、少量ではあるものの、白っぽくなる株が出ます。

 

種まきの時に、1か所に3粒以上の種を播き、
出てきた芽の色によって間引きする株を選びます。

 

双葉の軸が赤いものは根も赤くなり、緑色のものは白っぽくなる可能性が高いです。
間引きの時は、緑色の芽を抜き、軸が赤いものを優先的に残します。

 

 

 

 

[紅くるり大根]松永種苗

 

 

■特徴

 

・根が小ぶりで卵型~円筒形になるミニ~ミディサイズのダイコンです。
・根は表皮が赤紫色で、内側の肉色も赤紫色、葉軸も赤紫に染まります。
・肉質は柔らかく、ダイコンらしい風味や旨みがあります。
・生で食べても繊維が残らず食べやすいです。
・色を生かし、スティックやサラダ、漬物などの生食がお勧めです。
・炒め物やスープなどにも利用できます。
・水分も赤くなるため、漬物やスープなど、
水が出るものは周りの食材も赤っぽく染まります。
・収穫のタイミングによって、300g~1kgにサイズを調整できます。
・播種から収穫までは、45日で300gが目安となります。
・根が短くコンパクトなので、プランターなどの容器栽培もできます。
・育てやすいので家庭菜園でも栽培できます。
・栽培適期は春と秋です。
・春栽培では高温によってトウ立ちが促されるので、播き時が遅くならないようにします。
・中間地~暖地では、春は4月、秋は8月下旬~9月が播種適期です。
・寒地では7月中旬~8月中旬が播種適期です。
・時折、白っぽいものが育つ場合がありますが、
間引きの時点で赤軸を残すようにすると、避けることができます。

 

 

■栽培

 

・基本の育て方は、一般のダイコンと同じです。
・葉が開帳性なので株間は狭くせず、30cmほどとって栽培します。
・種まきの時は、点まきで1か所に3粒以上播き、
発芽したものの中から芽の色が緑色のものを間引き、
軸が赤っぽいものを残すようにします。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?



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ダイコンの品種

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