青づまり大根
青づまり大根は耐病性が強い青首ダイコンで、
ス入りは遅めで、尻まで肉付きが良く、尻が細くなることが少ないです。
肉質も良好で食味にも優れています。
秋まきの作型に合っている品種で、中間地、暖地なら9月中旬、10月初旬、
10月中旬頃までの種まき、12月以降の収穫になります。
10月中旬の種まきは、マルチを使って栽培します。
種まきから約65日で収穫できると覚えておけば収穫の適期を見逃しにくいです。
冷涼地や高冷地は、真冬の栽培は厳しいので、7月中旬頃、8月中旬頃に種まきをして、
9月末から10月上旬頃、10月下旬から11月上旬頃に収穫する作型に合っています。
耐病性は強く、葉もよく茂りますが、立性なので密植も出来て育てやすいです。
収穫のポイントは、やや遅めの種まきをして、早どりをすると良いです。
首部分は淡い緑色で、それより下は純白に近い白色をしています。
肌ツヤも良く青首部分との対比も美しいです。
根長は38cmで太さは7cm~8cmになります。
尻までよく詰まり、尻に向かって細くなることは少ないです。
長さ、太さは揃いやすく、バラつきも少ないです。
[青づまり大根]
■特徴
・青首と白色部分の対比が美しい青首ダイコンです。
・秋まきの作型に合っています。
・耐病性に優れていて、病害の心配は少ないです。
・ス入りは遅めです。
・葉は茂りますが立性で、密植栽培も出来ます。
・種まきから65日から70日後が収穫の目安です。
・根長38cm、太さ7cm~8cmに揃い、尻詰まりも良いです。
■栽培
・冷涼地、高冷地は7月中旬から8月中旬の間に種まきをして、
10月~11月初旬の収穫が最適です。
8月中旬以降は寒くなりすぎるので、十分に育たない可能性があるので、
遅くても8月中下旬に種まきを終えます。
・中間地と暖地はマルチ無し栽培なら9月中旬から10月初旬の種まきが良いです。
・マルチを使う場合は10月中旬に種まきをすれば、翌年2月頃に収穫が出来ます。
・ダイコンの一般的な種まきよりやや遅めに種まきをして、
早どりすると品質が高いものが収穫しやすいです。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?