ダイコン栽培 1月
1月にこのように太っています
ダイコンは寒い時期においしくなります。
そのためか、おでんやふろふきダイコンのように、煮物にして食べるイメージが強いです。
もちろん、炒め物やサラダでもおいしく食べられるのも、ダイコンの魅力です。
1月になると、冬も本番となります。
秋に種をまいたダイコンの多くは、すでに収穫を迎えていることでしょう。
1月にできる作業とは、どのようなものなのでしょうか。
[ダイコン栽培 1月]
■1月のダイコン
秋まきダイコンの多くは、12月中に収穫されることが多いです。
ただ、冬まきダイコンのように、
中間地~暖地でトンネルやハウスを使って栽培している場合は、
まだ生育中である可能性もあります。
また、生育に時間がかかる聖護院ダイコンのような品種は、
収穫適期を迎え始める頃でもあります。
育てている品種や栽培方法によって、すでに畑には何もない状態だったり、
まだまだ葉が青々としていたり、収穫されるのを待っている状態だったりと、
状況は様々です。
ダイコンの状態や畑に都合に合わせて、作業を進めていきましょう。
■1月の作業
・収穫
ダイコンは、収穫までにかかるおおよその日数が、品種ごとに決まっています。
栽培している品種をネットなどで調べると、その日数が分かります。
また、種袋に記載されていることも多いので、あらかじめチェックしておきましょう。
収穫までの日数とともにチェックしておきたいのが、葉の状態です。
収穫が近づいてきたダイコンは、葉がやや倒れ気味になります。
全体で見ると、少し広がったようになってきたら、収穫が近いです。
日数と葉の状態、どちらかだけでは判断が難しい場合もあるので、
総合的に見て収穫のタイミングをはかるのがお勧めです。
ダイコンの収穫方法については、こちらを参考にしてください。
>ダイコンの収穫方法
1月から育ち始めるダイコンもあります
・保存
プランター栽培であれば、一度に栽培するダイコンの株数はそれほど多くありません。
そのため、消費するのも難しくはないのですが、
たくさん栽培している場合は、一度に消費できる量にも限りがあります。
栽培した分を、できるだけ無駄にせず楽しむためにも、保存法を知っておきましょう。
ダイコンの保存は、大きく分けて2つです。
1つは畑に残す、あるいは土に埋めて保存する方法です。
もう1つは、収穫して室内で保存する方法です。
畑に残す場合は、葉を付け根ギリギリのところで切っておきます。
霜が降りない地域であれば、これだけでも2月いっぱいまでは保存できます。
青首系のように、ダイコンの肩部分が地上に出ている場合は、
土寄せをしておくと防寒になります。
畑から一度収穫して抜いた場合も、土に埋めることで保存できます。
必要なだけ穴を掘り、そこにダイコンを並べ、土を戻します。
ダイコンを使いたくなったら、土を掘り起こしてダイコンを取り、また土を戻します。
畑を空けたい場合や、土を掘ったり埋めたりが面倒な場合は、
室内での保存がお勧めです。
葉を付け根ギリギリのところまで切ってから、黒いビニール袋に入れて口を軽く縛り、
凍らない程度の場所に置きます。
土汚れがついている場合は、ダイコンの表面を洗って水気をふき取ってから袋に入れると、
必要な時に洗う手間が省けます。
この他にも、ダイコンの保存方法はいくつかあります。
詳しくはこちらにまとめています。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?