ダイコンとささみのとろっと煮
■ダイコンとささみのとろっと煮
寒くなってくると、ほっとできる温かいものが食べたくなります。
ダイコンは冬が旬のため、煮物で温かくして食べることが多いです。
普段よく食べるダイコンの煮物といえば、
煮汁がさらっとしたタイプがほとんどですが、今回は片栗粉で煮汁にとろみをつけました。
しかも、ささみに片栗粉をまぶして煮るので、自然ととろみがつき、
しかもささみの水分が抜けにくくなるので、しっとりと柔らかい食感が持続します。
ダイコンの淡泊な味わい、出汁の風味、
ささみの柔らかい肉感にニンジンのほんのりとした甘さが、
どこまでも疲れた心と体を癒してくれます。
風邪ぎみの時や、少し食欲がない時は、
ご飯やゆでたうどんにこのとろっと煮をかければ、それだけで食べやすい食事が完成します。
●材料
ダイコン……300g
ニンジン……1本
ささみ……3本~5本
だし汁……500gg
酒……大さじ1
淡口醤油……大さじ1
みりん……大さじ1
砂糖……大さじ1/2
片栗粉……大さじ2
●作り方
1.ダイコンは皮を剥き、1cmくらいの幅のイチョウ切りにします。
ニンジンは皮を剥き、1cm幅くらいの半月切りにします。
ささみは一口サイズのぶつ切りにして、ビニール袋に片栗粉と一緒に入れて、
ささみの表面にまんべんなく片栗粉がつくように袋を振っておきます。
だし汁が沸騰したら、
フタをした状態でふつふつと沸いた状態を保てる程度の火加減にし、10分煮込みます。
時間が経ったら砂糖・みりん・淡口醤油・ニンジンを加え、さらに5分煮ます。
3.ニンジンに火が通ったら、フタをとって火を強めます。
沸騰状態を保った状態で、片栗粉をまぶしたささみを鍋に1切れずつ入れます。
ささみをすべて入れたら、全体をざっくりと混ぜます。
煮汁が沸騰してきたら、沸騰状態を保てる程度の火加減にして、5分ほど煮ます。
ささみに火が通ったら、出来上がりです。
●ポイント
ささみを加えると、片栗粉が煮汁にとけてとろみがつきます。
とろみがついた後は焦げやすくなるので、
煮ている間も時々底から混ぜるようにします。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?