ダイコンとカブの水キムチ
■ダイコンとカブの水キムチ
突然ですが、水キムチというものをご存知でしょうか。
キムチといえば、野菜を漬けた韓国を代表する漬物です。
キムチと聞いてまず想像するのは、真っ赤な色をしたハクサイのキムチでしょう。
他にも、色々なものがキムチとして親しまれていますが、どれも辛みが強いです。
けれど、実は辛くないキムチも存在します。
水キムチは、その名の通り、漬け汁がかなり多いキムチです。
短期間で作ることができ、しかも工程が多くないので、
日本の一般家庭でも気軽に作ることができます。
水キムチの漬け汁は、乳酸発酵しているため、独特の酸味がありますが、
漬け汁も一緒にいただくことによって、より多くの栄養素を摂取することができます。
キムチを作るのは大変そう、辛いものは苦手という方にも、お勧めのレシピです。
●材料
ダイコン……200g~300g
カブ……100g~150g
タマネギ……1/4個~1/2個
リンゴ……1/4個~1/2個
塩(塩もみ用)……1つまみ
ショウガ……1かけ
ニンニク……1かけ
トウガラシ(刻み)……1つまみ
塩(漬け汁用)……小さじ大盛り1
砂糖……小さじ大盛り1
レモン汁……1/2個分
米のとぎ汁……600cc~800cc
だし昆布……3cm~5cm角
●作り方
タマネギは繊維を断ち切る方向の薄切りにします。
リンゴは皮をよく洗い、水気をふき取ってから芯を取り除き、
薄いいちょう切りにします。
ショウガは表面をよく洗い、水気をふき取ってから薄切りにします。
ニンニクは皮を剥き、硬い部分を取り除いてからつぶします。
米のとぎ汁にだし昆布を入れ、昆布をふやかします。
2.ダイコンとカブをボウルに入れ、塩もみ用の塩を加えて全体にまぶし、
30分以上置きます。
米のとぎ汁を小鍋に入れ、中火にかけます。
ふつふつとしてきたら昆布を取り出し、
完全に沸騰したら漬け汁用の塩・砂糖を入れます。
塩と砂糖がとけたら火を止め、耐熱容器に入れます。
そこにショウガ・ニンニク・トウガラシ・タマネギ・リンゴを加えてざっくり混ぜます。
さらにレモン汁も種が入らないように加え、再度混ぜます。
軽く絞って漬け汁の入った容器にすべて加え、全体を軽く混ぜます。
粗熱がとれたらラップをし、常温で半日置きます。
一度味見をし、塩加減をみます。
塩が足りないと感じたら足し、よく混ぜます。
やや酸味を感じるようであれば発酵しているので、冷蔵庫に移します。
食べる直前に器に盛り付け、出来上がりです。
●ポイント
ダイコンとカブの配分は、好みで変えてください。
ダイコンだけでも作れます。
レシピでは乾燥の刻みトウガラシを使っていますが、
生のトウガラシが手に入った場合は、種を取り除いてから刻んで使っても良いでしょう。
辛みが不要な場合は、トウガラシを入れずに作ることもできます。
レシピではリンゴを使っていますが、ナシを使っても作れます。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?