ダイコンと豚の醤油煮
ダイコンと豚の醤油煮、豚の旨みが凝縮され美味しいです
■ダイコンと豚の醤油煮
ダイコンは煮物にすると、煮汁の味をたっぷりと含み、さらにおいしくなります。
煮汁に他の具材の出汁や旨みが出て、それをダイコンが吸い込んでいきます。
ダイコンを使った煮物は色々ありますが、ごちそう感のあるのが、
豚の塊肉を大ぶりに切ったものとダイコンを煮込んだ、
角煮や中華煮、醤油煮などです。
ダイコンは意外なことで油との相性も良いので、
豚の甘みのある脂がダイコンに絡みつき、こってりとしていて、食が進みます。
今回は、醤油煮をご紹介します。
シナモンと一緒に煮こむことで、
ほんのりとしたスパイシー感とふんわりと香る独特の甘い香りがクセになります。
●材料
ダイコン……1/2本～1本
豚塊肉……500ｇ～1ｋｇ
甘栗……50ｇ～100ｇ
（下茹で用）
水……適量
酒……適量
長ネギの青い部分……1本～2本分
ショウガ……1/2かけ
（煮込み用）
水……500ｃｃ～1000ｃｃ
酒……大さじ5
砂糖……大さじ6
醤油……大さじ7
シナモン……1本～2本
ショウガ……1/2かけ
●作り方
1.ダイコンは皮を剥き、3ｃｍくらいの幅に切ります。
裏表に十字の浅い切れ込みを入れ、半月に切ります。
豚塊肉は、3ｃｍ～4ｃｍ角くらいに切ります。
ショウガは薄切りにします。
2.まず豚肉の下茹でをします。
豚肉が入るくらいの鍋に、できるだけ重ならないように豚肉を並べます。
そこに、豚肉が1ｃｍ～2ｃｍほど浸るくらいの酒を入れ、
さらに豚肉にかぶるくらいの水を入れます。
豚肉の上に長ネギの青い部分とショウガをのせ、中火にかけてフタをします。
沸騰したらフタをした状態で吹きこぼれない程度の火加減にし、20分ほど茹でます。
時間が経ったら、ザルに豚肉をあけて湯を切ります。
3.ダイコンと豚肉が入るサイズの鍋に、ダイコンと下茹でした豚肉を入れます。
全体がかぶるくらいの水を入れます。
そこに酒・シナモン・ショウガを加え、フタをして中火にかけます。
沸騰したらフタをあけ、煮込み用の残りの材料を加え、
砂糖が溶けるように軽く混ぜます。
砂糖がとけたら、再びフタをします。
再沸騰したら、ふつふつとした状態を保てる程度の火加減にして煮込みます。
ダイコンが柔らかくなったら、フタをはずして甘栗を加えます。
時々全体をゆすり、煮汁を回しながら水分を飛ばします。
煮汁の味がちょうどよくなるまで煮詰めたら、器に盛り付けて出来上がりです。
●ポイント
甘栗は、市販の皮がすでに剥いてあるものを使うと便利です。
長時間煮ると煮崩れることがあるので、
煮汁を煮詰めはじめてから加えるのがポイントです。
レシピの画像では、豚ロース肉の塊肉を使っていますが、バラ肉でも構いません。
ロース肉の場合、繊維質の部分が多いので、
ぷるぷるの脂の食感や柔らかいお肉が食べたい場合は、バラ肉がお勧めです。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は？
