肉団子のみぞれみそ汁
■肉団子のみぞれみそ汁
ダイコンは、切り方などを変えることによって、使える料理の幅が広がります。
単純にスティック状に切るだけでも、スティック野菜として一品ができるほどです。
そんな中で、ダイコンならではといえば、ダイコンおろしではないでしょうか。
他の野菜も、すりおろして料理に使うことはありますが、
すりおろした状態を使う料理というのは、あまり多くありません。
ところが、ダイコンはダイコンおろしの状態になると、
それだけで料理の幅がぐんと広がるのです。
今回は、とても簡単だけれど、ダイコンおろしの魅力をきちんと感じられる、
みぞれの入ったみそ汁です。
肉団子を入れているので、全体のボリュームはあるものの、
ダイコンおろしが後味をさっぱりとさせてくれます。
肉団子の旨みと食べ応え、ダイコンおろしのみずみずしさがおいしいみそ汁です。
●材料
ダイコン……100g~150g
肉団子……8個~12個分
エノキ……1パック
水……600cc~700cc
白だし……大さじ1~大さじ2
酒……大さじ1
味噌……大さじ2~大さじ3
●作り方
1.ダイコンは皮を剥いておろした後、軽く水気を絞ります。
絞った水気は、残しておきます。
エノキは石づきの部分を取り除き、2cm~3cmくらいの長さに切りそろえます。
石づきに近い部分は、手で適当にほぐしておきます。
2.鍋に水とダイコンおろしから絞った水分を入れ、中火にかけます。
沸騰したら白だしと酒を入れ、
再沸騰したら肉団子を適当な大きさに丸めて落とします。
肉団子を入れ終わったらフタをし、
沸騰状態を保てる程度の火加減にして5分ほど煮ます。
3.肉団子に火が通ったら、エノキを加えてざっと混ぜます。
煮汁が沸騰してエノキがしんなりしたら、火を一度止めて味噌を加えます。
味噌が完全にとけたら、ダイコンおろしを加えて中火にかけます。
沸騰直前で火を止め、器に盛り付けたら出来上がりです。
●ポイント
レシピでは、市販の肉団子のタネを使っています。
すでに加熱済みの肉団子を使っても作れます。
加熱済みの肉団子を使う場合は、煮る時間が短くなるので、
水の量を少し減らすか、味噌の量を増やして調整してください。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?