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秋神楽
秋神楽
秋神楽(あきかぐら)は、青首ダイコンで、
一般的な青首ダイコンより淡い緑色をしています。
こちらも人気が高い品種です。
名前の通り、秋から冬どりダイコンです。
他の青首ダイコンより、青色部分が薄く淡緑色をしているのが特徴です。
また、青首ダイコンは内部まで青くなることがあるのですが、
秋神楽は、内部まで青くなりにくいです。
肥大性がよく、形も安定しているので作りやすいです。
他の青首ダイコンより、淡い緑で内部まで青くなりにくいので、
家庭で調理するときはもちろん、業務加工にも適しています。
加工時にはその白さを生かした加工品に向いています。
この秋神楽の用途ですが、煮物はもちろん、生食に適しています。
白い部分が多く美しいので、色を生かした調理法がオススメです。
つま、漬物、ダイコンおろしなどにすると、
白さが生き、用途が幅広いです。
白く美しい秋神楽、育てやすい品種です。
ぜひ育ててみてください。
真っ白でおいしいダイコンおろし
[秋神楽]タキイ交配
■特徴
・青首ダイコンの中でも淡緑色をしていて、白く美しいです。
・内部まで青くなりにくく、白いことが自慢です。
・肥大性が良いです。
・形の乱れが少ないです。
・根の長さは38cmくらいで、太さは8cmくらいに揃います。
・白いことから、煮物などのほかに生食加工にも向いていて、
用途が広いです。
・家庭にも、業務加工にも向いています。
■栽培
・耐寒性は強い方ではないので、種を撒く時期には気をつけてください。
・耐暑性はある程度ありますが、早過ぎないようにします。
・下降気温ではスが入りにくいですが、なるべく適期に収穫するようにし、スが入るのを防ぐようにしてください。
・肥料は元肥を主体に効かせるようにして、
生育期に応じ、間引き後に追肥を行うようにするとよく育ちます。
・播種後、60日くらいで収穫ができます。
・その他基本的な栽培はダイコン栽培と同様に行ってください。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
秋の翼
秋の翼
秋の翼は、「耐病総太り」と同じく青首ダイコンです。
秋の翼は最近出た品種で、2014年に発売された新品種です。
青首ダイコンの中でも、青色部分が薄いのが特徴です。
このダイコンは、和食に合うダイコンと言われています。
比較的、肉質が硬いので、つま、おろしなど生食の業務加工用にも適しますが、
火を通し、煮物などにすると、やわらかくなり、甘くなります。
しっかりと味がしみるので、美味しいダイコンです。
秋の翼は秋~冬どりダイコンの中でも、早めから種まきができます。
9月頃から撒けば、大体60日で収穫ができ、11月頃に収穫ができます。
栽培面では、ス入りが遅く、肥大性も良く、
根が裂けることも少ないので育てやすいです。
地上に伸びる部分がやや短く、曲がり根の発生も少ないので
美しいダイコンが収穫しやすいです。
秋の翼は作りやすく、初心者でも栽培しやすい品種です。
煮物に最適な秋の翼、オススメです。
[秋の翼]タキイ交配
■特徴
・草勢はやや大人しいです。
・肥大性がよく、ス入りも遅いので育てやすいです。
・地上に伸びる部分がやや短い傾向があり、曲がり根の発生が少ないです。
・青首の青色部分が薄く、白い部分が美しいです。
・大きさが揃うので、秀品率が高いです。
・根が裂けることも少ないです。
・肉質はやや硬いです。
・煮物にするとやわらかくなり、甘みが出ます。
・煮物はもちろん、肉質が硬いのでおろし、サラダ、漬物、
などに加工しても美味しく食べられます。
・あくまでも目安ですが、大きさは根の長さは38cm程度、直径は8cm程度になります。
ダイコンのそぼろ煮、とろとろで甘くて美味です
■栽培
・8月下旬頃から9月上旬~中旬を目安に種を撒きましょう。
・あまり早く種を撒くと、高温で草勢が強くなって、奇形の原因にもなります。
・生育後半、肥料が少ないと肥大が鈍くなったり、地上部が病気になってしまうので
肥料が切れないように栽培してください。
・肥料は元肥を主体として、生育に応じて追肥をするようにしてください。
・排水性が悪い土地では過湿により、円形褐斑病などの原因になるので、
高畝にしたり堆肥を入れ、排水性、保水性が良くなるようにしましょう。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ミニダイコンの育て方