ダイコン 黒芯症

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ダイコン 黒芯症

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ダイコンは、真っ白ですらりと長く伸び、ずっしりと肥ったものが良いとされています

 

 

家庭菜園で栽培したダイコンも、スーパーで購入したダイコンも、
見本のようにキレイなダイコンだと嬉しくなります。

 

ところが、表面上はとても良いように見えても、内部に異常が出ていることもあります。

 

ダイコンに起こる症状の中に、黒芯症というものがあります。
この黒芯症とは、どのようなものなのでしょうか。

 

 

[ダイコン 黒芯症]

 

 

■主な症状

 

・根内部の黒変
黒芯症の主な症状は、根内部の黒変です。
表面には症状が出ることがないため、見た目だけで判断することができません。

 

見た目はとてもキレイで、おいしそうなダイコンに見えていたとしても、
切ってみると内部が黒く変色していることがあります。

 

これが、黒芯症です。

表面に色が出ることはほとんどなく、根の芯を中心に黒く変色します。

 

葉に近い部分から黒変することが多く、状態によっては、
根の先端に近い部分まで黒変の症状が出ることもあります。

 

 

■主な原因

 

・生理障害の場合
黒芯症の種類は、実は2つあります。
そのうちの1つが、生理障害として出ている黒芯症です。

 

生理障害として出ている場合は、黒のほかに、
青っぽい色や淡い黄色っぽい色に変色していることもあります。

 

こうなる原因は、1つではありません。

 

ダイコンを栽培している土や、育てている環境、
育てている時の管理法などが合わないと、黒芯症の症状が出やすくなります。

 

土が硬い、養分バランスが悪い、水はけが悪い、風通しが悪い、
乾燥させすぎているなど、ちょっとしたことのように感じることも、
黒変症の原因となります。

 

・黒斑細菌病
黒芯症のもう1つの種類が、黒斑細菌病にかかっていることです。
黒斑細菌病は、名前の通り、細菌が原因で起こる病気です。

 

この病気にかかると、葉に病斑が出るだけでなく、
根の内部の黒変も起こるのが特徴です。

 

根の上部から黒変が始まり、徐々に下方へ変色が広がるのが特徴です。

 

生理障害の黒芯症との見分けは難しいですが、
葉に病斑が出ているかどうかがポイントになります。

 

 

■対策

 

・栽培環境や管理の見直し
生理障害としての黒芯症であっても、収穫して切ってみるまでは、
症状が出ているかどうかすら分かりません。

 

生理障害としての黒芯症を防ぐには、
症状が出ないように気を付けるほかありません。

 

症状が出た経験がある場合は、ダイコンを栽培する環境や土の質、
栽培中の管理法などを見直してみましょう。

 

ただ、いくら気を付けていても、原因不明の黒芯症が発生することもあります。

 

栽培するダイコンの品種を変えてみたり、土壌改良などを繰り返し、
良い状態を模索し、自分に合ったダイコンの品種と栽培法を見つけましょう。

 

・薬剤散布
黒斑細菌病が原因の場合は、薬剤散布をすることで、予防できます。
カスガマイシン、あるいは1000倍希釈の銅水和剤を散布します。

 

散布の時期は、播種から2週間・3週間・4週間の3回の散布を行います。
中程度までの黒芯症の出方であれば、かなりの高確率で予防できます。

 

 

■判断基準

 

色が黒くなっていると、どうしてもその部分を避けて食べるため、
可食部分が減ります。

 

栽培の株数が少ない家庭菜園では、収量が激減する原因になりますし、
農家であってもクレームの対象となりやすい症状です。

 

原因不明の状態で症状が出ることもあるので厄介ですが、
日頃の管理で軽減できる可能性が高くなります。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?



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