ダイコンの酸辣湯風スープ
ダイコンの酸辣湯風スープ、酸っぱ辛いスープにもダイコンは合います
■ダイコンの酸辣湯風スープ
中華料理のスープ、酸辣湯というものがあります。
酸っぱさとピリッとした辛みのあるスープで、
入れる具材によってはメイン料理にもなりそうな料理です。
酸味と辛味の両方があるので、食欲も増進されます。
酸味と辛味の両方があると聞くと、刺激が強そうな印象ですが、
実際に食べてみるとそれほど強い刺激はありません。
酸味は火が入ることでまろやかになり、
辛みの調節をすれば辛いものが苦手な方でも食べられます。
今回は、そんな酸辣湯にダイコンを入れたレシピです。
ダイコンは淡泊な味わいながら、みずみずしい食感があります。
酸辣湯に入れることで、スープの旨みを吸い込み、
また水分をたっぷり含んだ柔らかい食感は、さらにスープの刺激を和らげてくれます。
スープにはとろみをつけているので、寒い冬には体が温まります。
夏の食欲のない時期には、酸味と辛味で食欲増進の効果もあるので、
年中食べられるおいしいスープです。
●材料
ダイコン……150g
ニンジン……1/2本~1本
シイタケ……2枚
ベーコン(ハーフ)……3枚~5枚
豆腐……1/2丁
卵……1個
水……500cc
鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ2
醤油……小さじ1
砂糖……小さじ1/2
酢……大さじ1~
片栗粉……大さじ1
水(水溶き用)……大さじ2
サラダ油……大さじ1/2
ラー油……適量
●作り方
1.ダイコンとニンジンは皮を剥き、5mm角5cmくらいの拍子切りにします。
シイタケは石づきを切り、傘の部分は薄切り、
石づきは硬い部分を取り除いて薄い輪切りにします。
ベーコンは細切りにします。
豆腐はダイコンに合わせたサイズの拍子切りにします。
小さい器に片栗粉と水溶き用の水を合わせておきます。
卵を器に割り、といておきます。
2.鍋にサラダ油を入れ、弱めの中火にかけます。
鍋が温まったら油を広げ、ベーコンを加えて炒めます。
ベーコンがほぐれたら、ダイコン・ニンジン・シイタケを入れて炒め合わせます。
ダイコンが少し透き通ってきたら、水と鶏ガラスープの素を入れてよく混ぜ、
フタをします。
フタをしたままふつふつとした状態が保てる程度の火加減にして煮ます。
ダイコンとニンジンに火が通ったら、火を強めの中火にし、
フタをとって醤油と砂糖を加えて混ぜます。
さらに豆腐を加えて全体をざっくり混ぜます。
再度煮汁が沸騰したら、酢を加えて全体を混ぜます。
もう1度煮汁が沸騰したら、水溶き片栗粉を加え、すぐに全体を混ぜます。
煮汁が沸いてとろみがついたら、ときほぐした卵を加えて全体を混ぜます。
一度味見をして、塩や醤油で調整したら、器に盛り付けます。
最後にラー油をお好みの量たらしたら、出来上がりです。
●ポイント
具材の量や種類は、お好みで変えてください。
レシピでは薄切りのベーコンを使っていますが、ブロックベーコンを使ったり、
豚肉の薄切りやミンチなどを使ってもおいしく作れます。
酢を加えた後は、できるだけ手早く進めます。
あまり長く火にかけていると、せっかくの酸味が飛んでしまいます。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?