ダイコン 日当たり
こんなに広い日当たりでダイコンを育ててみたいですね!
ダイコンは、葉は青々としていますが根が白いため、
半日陰くらいがよく育つと思われることもありますが、本当にそうなのでしょうか。
ダイコン栽培を成功させるためには、
どれくらいの日当たりの場所で育てるのが良いでしょうか。
[ダイコン 日当たり]
■ダイコンが求める日当たり
ダイコンは、色が白いので日当たりの悪い場所でも育ちそうに見えますが、
日当たりの悪い場所は好みません。
日当たりの良い場所でないと、地上部の葉が育たなかったり、
いつまでたっても収穫できるサイズまで育たなかったりします。
できれば一日中日当たりの良い場所で育てた方が、育ちは当然良くなります。
ダイコンにはたくさんの品種がありますが、
どのタイプの品種であっても、やはり日当たりが良い場所の方がよく育ちます。
葉ダイコンと呼ばれる、地上部の葉を食用の目的として育てる場合は、
やや日当たりが悪い場所でも育てることができます。
季節によって日差しの向きが変わります
■季節によって日当たりが変わる
四方が囲われておらず、すぐ近くに高い建物がない開けた場所であれば、
年中、日当たりの良い環境を作ることも簡単ですが、
そのような場所を準備できることは、なかなか難しいでしょう。
ただ、周りに建物や、フェンスや壁などに囲われている場所であったとしても、
季節によって、日当たりの良し悪しが変わることはよくあります。
四方を塀などで囲われている場所であっても、夏場は太陽が真上にくるので、
昼間の間は直射日光が当たります。
反対に、ベランダなどの屋根があって片方が抜けたような環境であれば、
抜けている側が南側であれば、秋~春先にかけては斜めに日が入るので、
直射日光が当たりやすくなります。
ダイコンは品種によって、春播きと秋播きが選べます。
栽培方法によっては、冬に種まきをして春に収穫することもできるので、
栽培したい場所の日当たりによって作型を変えるのがお勧めです。
袋栽培は便利です
ガーデンエコバッグ、1枚300円くらいで、丈夫です
■土の容量より日当たり
地植えにできる畑と、プランターなどの容器栽培が可能なベランダや屋上がある場合、
ダイコン栽培なら畑を選ぶ方が多いでしょう。
ダイコンは根が深く伸びるので、容器栽培は難しいイメージがあるのかもしれません。
けれど、実際は根が伸びる範囲が広いかどうかよりも、
日当たりが良いかどうかで栽培場所を決めた方が、育てやすい場合があります。
根が伸びやすい畑があっても、ダイコンを栽培する時期の日当たりが悪い場合は、
ダイコン栽培に向いているとは言えません。
反対に、土の容量が制限されている容器栽培しかできなくても、
ベランダや屋上の方が日当たりが良いというのであれば、
そちらの方が良く育つ可能性は高いです。
ただ、できるだけ深型のプランターを準備する必要があります。
辛味ダイコンなど、極端に根の短い品種なら、標準プランターでも栽培できますが、
それ以外の場合は深型の方が安心です。
容量が大きいプランターを準備できない場合は、培養土や米などの袋を使って、
袋栽培にチャレンジするのも良いでしょう。
また、ミニ大根などの根が短いタイプの品種を栽培するのもお勧めです。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ミニダイコンの育て方
・ダイコンの害虫
・ダイコンの肥料