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辛之助
辛之助
辛之助(しんのすけ)は辛みが強いダイコン品種で、
一般的なダイコンのような形ではなく、カブのように横に太るカブ形のダイコンです。
栽培は冷涼地から暖地まで適していて、
7月~8月頃に種まきをし、9月~10月頃に収穫する作型が育てやすいです。
暖地、中間地では4月から種まきをする春まき栽培でも育てられますが、
夏場の高温には弱いので、夏場を避けて栽培することが大事です。
また、春まき栽培の場合、肥料を控えるのが重要で、
肥料を控えることで根の形を揃えることができます。
肥料過多だと、根の形が乱れやすいです。
被覆資材を使わずに栽培することができ、
根長が7cm、太さが8cmくらいで小さめなので、
プランターなどの容器栽培でも育てることができます。
地下部が裂ける裂根の発生は少ないです。
地上部の生育が旺盛で、葉が大きめです。
地上部がよく育ち、根部は太めなので、基本の株間は20cm前後が最適です。
少し株間を広くしたり、狭くしたりすると、
根の太さを5cm~10cmに調節することもできます。
株間を調節すると根の太さに違いが出ますが、
葉が大きく、生育旺盛なので、過度な密植栽培は不向きです。
食味は非常に辛みが強く、一般的なダイコンより辛みが非常に強いです。
主に薬味やダイコンおろしの用途に向きます。
[辛之助]
■特徴
・カブのような形をした辛味ダイコンです。
・根長7cm、根の太さが8cm、株間によっては5cm~10cmになります。
・7月~9月に種をまく秋まき栽培に適しています。
・中間地、暖地では4月に種をまく春まき栽培も可能です。
・地上部の生育が旺盛で、葉がやや大きいです。
・株間を調節すると、根の太さを変えることができます。
・根が短いので、容器栽培でも育てることができます。
・食味は辛みが非常に強いので、薬味として最適です。
■栽培
・高温には弱いので、秋まき栽培の場合、早まきは避けます。
・春まき栽培では元肥を控えめにします。
・土の病害に対して耐病性を持たないので、
前年に病害が発生した場所で栽培しないようにします。
■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?
ダイコン栽培の楽しみ
ダイコン(大根)栽培の楽しみとは?
ダイコンは種を播いて間引きながら育てていきます。
収穫するまでの間は、間引き菜をおいしくいただくことができます。
春まきと秋まきがあり、栽培できる期間が長いのも魅力です。
プランターで育てることができる品種もあります。
黒丸大根
黒丸大根
黒丸大根は、日本語の名前がつけられていますが、
実は海外からやってきたダイコンの品種です。
見た目のインパクトがかなり強いので、一度見たら忘れられないでしょう。
根の部分は丸い形をしていて、ダイコンというよりも黒いカブのように見えます。
直径や長さは8cm~10cmほどなので、サイズ感もカブくらいです。
ただ、葉の形はダイコンそのものなので、
この点でダイコンであるということが分かります。