ダイコン 栽培

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ダイコン 地植えの栽培

読了までの目安時間:約 8分

 

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■ダイコン 栽培スケジュール

 

daikon

 

 

■ダイコン栽培データ

 

英名・学名 daikon・raphanus sativus L.var.longipinnatus L.H.bailey
形態 一年草
原産地 地中、中東
草丈/樹高  30cm~50cm
収穫期 10月~12月
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 強い
耐暑性 普通
特性・用途  耐寒性が強い、中級者向き

 

 

ダイコンは畑をつくるスペースがあるのなら、
ぜひ地植えで栽培したいものです。

 

地植えであれば育てる品種を選ばず、
大きな大根でも伸び伸びと育てることができます。

 

冬の寒さにさらされたダイコンは甘みが深く、
きめ細やかでとてもおいしいです。

 

 

■ダイコン 地植えの栽培
・栽培場所
ダイコンは日当たりが良く、
風通しの良い場所を好みます。
畑の場合、2~3年は連作しても問題はありません。
>>ダイコン栽培 連作

 

・畑の準備
ダイコンの栽培で最も大切なことは、
深くしっかりと畑を耕すということです。

ダイコンは地中に根を伸ばしていきます。
根の先には生長点がありますが、固い土や未熟な堆肥とぶつかると、
生長が滞ったり、根が分かれてまた根のダイコンができてしまいます。

 

*用土をふるいにかけて、
粗い粒を抜いてキメの細かいふかふかの土にすると、
肌がきめ細かく真っ直ぐなダイコンを栽培できます。 

 

 

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畑の土づくり

 

 

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畝の作り方

 

 

ダイコンの畑は30㎝程の深さまでしっかりと耕します。
1㎡あたり苦土石灰を100g、
完熟堆肥あるいは化成肥料150gをいれて耕します。

 

・マルチとトンネル
9月中旬の種まき、3~4月上旬の種まきでは、マルチングをし、
3~4月上旬の種まきでは、トンネルをかけます。

 

・種まき
大きく分けて秋まきと春まきがあります。
ダイコンの種まきでは、種の品種選び、ダイコン種を播く時期、
畑の準備が栽培を成功させるポイントになります。
*詳しくは、下記の記事をご覧ください。
>>ダイコンの種まき
>>ダイコン栽培 用土

 

高さ10㎝、幅1mの畝を作り、ダイコンの種は2条植えにします。
株間は25~30㎝程にし、
1か所に5~6粒、種が重ならないように播きます。
*1条植えの場合は、畝幅60㎝、株間25~30cmくらいが良いです。
ダイコンの種類により株間などが変わってくる場合もあります。

 

 

・間引き
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1回目の間引きと追肥(種まき2週間後)

本葉が2~3枚まで育ったら1回目の間引きをします。
1か所あたり2~3株に間引きます。

 

 

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2回目の間引きと追肥(種まき3週間後)
本葉が5~6枚に育ったら、2回目の間引きを行います。
1か所あたり1株にし、育てていきます。

 

・追肥
1回目の間引きの後と、2回目の間引きを行った後に、
合計2回、追肥を行います。

 

条間に溝を掘ります。
その溝に、1㎡あたり50~60gの化成肥料を施します。

 

肥料を施した後は、溝に土をかぶせておきます。
1回目と2回目の肥料は同量です。

 

 

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土寄せの方法

 

 

・土寄せ
2回目の間引きと追肥を行った後は、土寄せを行います。
畝の表面をクワで削って軽く耕します。

 

畝の肩の土を、株間と株もとに盛り上げて土寄せを行います。
この時、葉の付け根には土をかぶせないように注意します。

 

マルチングをした場合は、畝の隅の通路に、
片側100gくらいの化成肥料を施します。

 

・水やり
種まき後は、乾かないように注意して水やりを行います。
発芽後は、畑の土の状態を見ながら水やりを行います。

 

気温が高い時期は水切れに注意が必要です。
秋の長雨による過湿にも注意してください。

 

水はけが悪いようであれば、畝は高めに仕立てます。
気温が低くなると水やりの頻度は少なくてよくなりますが、
乾きすぎないようにしましょう。
>>ダイコン栽培 水やり

 

 

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いよいよ収穫です!

 

 

・収穫
ダイコンが大きく育ったら収穫できます。

収穫時期はダイコンの品種によっても違ってきます。

青首ダイコンで、種まき後75~80日、
・時無し、早生種は、種まき後60~70日、
・漬物用は、種まき後80~90日、
・大蔵大根、三浦大根は、種まき後80~90日が、収穫適期です。

 

それぞれの品種の種袋やネットに記載されている、
栽培期間を参考に収穫しましょう。

 

育ちのよいダイコンから順に収穫していきます。
収穫の方法は、葉を束ねて付け根を持ち、
根を傷めないよう真っ直ぐ上方に引き抜きます。

 

秋ダイコンは、収穫が過ぎて1ヶ月くらいは、
畑に植えておいたまま保存できます。
肩の部分まで用土を盛り上げて霜から守ります。

 

・生理障害
ダイコンの生理障害にスが入るという現象があります。
ダイコンの中心部が白くスポンジ状になってしまうのです。

 

スが入る原因はいくつかあります。
秋の気温が高く、生長が早く進みすぎたり、
生長途中で肥料が足りなくなるとスが入りやすくなります。

また、生長後長い間畑に置いておいてもスが入ってしまいます。

 

 

■病害虫

 

ダイコンに多発する病害虫には、
アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、アブラムシがあります。

虫の飛来を防ぐためには、寒冷紗のトンネルで害虫の侵入を防ぎます。
もし害虫の被害にあったら、早めの薬剤散布で大事します。

アオムシ、コナガ、ヨトウムシにはトアロー水和剤CTが良く効きます。
アオムシにはオレート液剤を散布します。

 

■ダイコン 地植え栽培のコツ
1.深くしっかりと畑を耕します
2.間引きと追肥を適切な方法と時期にします
3.収穫時期は、品種を確かめ適期に採ります

>>ダイコンの種を各種見てみる

 

■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ミニダイコンの育て方
・ダイコンの害虫
・ダイコンの肥料

 

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ダイコン栽培 育て方

ダイコン栽培 水やり

読了までの目安時間:約 5分

 

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ダイコンの水やりはどのように行うと良いのでしょうか

 

 

ダイコンは多湿になると病気にかかりやすくなります。
しかし、発芽時は乾燥していると発芽しにくくなります。

 

同じダイコンでも、畑での栽培とプランターや袋栽培では、
水やりの方法や頻度が違ってきます。

 

 

[ダイコン栽培 水やり]

 

 

■畑での栽培

 

・発芽までの期間の水やり
ダイコンの種を播いてから発芽までは、
土壌が乾燥しないように気を付ける必要があります。

 

ダイコンの種は1㎝程覆土をします。
その上からたっぷりと水を与え、敷き藁や不織布をかぶせます。

 

敷き藁や不織布をかぶせるのは、
種が雨に叩かれるのを防ぐためと、乾燥を防ぐためです。

 

ダイコンは日当たりの良い場所を好みます。
日当たりの良い場所は気温が高く乾燥しやすい場所です。

 

発芽までの期間は毎日水を与え、水切れに注意します。
発芽したら早めに敷き藁や不織物を取り除いて日光が当たるようにします。

 

 

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そろって発芽するダイコン

 

 

・発芽後の水やり
発芽後は、発芽までとは逆に、
多湿にならないように気を付ける必要があります。

 

ただし、ダイコンが肥大していく時期は水分をよく吸います。
水切れにも注意が必要になります。

 

ダイコンは水はけの良い場所を好みます。
多湿になると、病気が発生しやすくなります。

 

特に、気温が高い時期に栽培する春まきダイコンは、
高温多湿による病害虫の発生に注意が必要です。

 

畑の土をよく観察し、
乾いてきたらしっかりと水を与えるようにしましょう。

 

 

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プランター栽培は水の管理が大切です

 

 

■プランターでの栽培

 

プランターは、畑よりも土の量が限られているため、
乾燥しやすくなります。

畑と同様に種まき後は土が乾かないようにします。
ダイコンをプランターで栽培するときは種まき後、
敷き藁や不織物をかぶせる必要はありません。

 

あまりに強い雨の日は、雨が当たらない場所に、
プランターを移動するとよいでしょう。

 

ダイコンのプランター栽培では、
乾燥とともに過湿にも畑以上に気を使う必要があります。

 

習慣的に毎日水を与え、
土が常に濡れているような環境は良くありません。

 

常に濡れている土壌では根が呼吸できず、
ダイコンが根腐れを起こしやすくなるからです。

 

プランターの栽培では土が乾いたら、
プランターの底から水が流れ出るくらい、
たっぷりの水を与えるようにしましょう。

 

 

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ダイコンの発芽(2015.09.09)

 

 

■袋栽培での水やり

 

ダイコンの袋栽培は、過湿によって蒸れる可能性が高くなります。
袋栽培の排水は袋の底に空けた穴と地上からの蒸発だけになります。

 

プランターよりも地上部分の面積が狭く、水の抜け道も狭くなります。
ダイコンの発芽まではプランターと同様に土が乾かないように気をつけます。

発芽後は、過湿に注意をしていく必要があります。

 

地上部分が乾いたら水を与えるように、
メリハリを持って水やりを行うとよく育ちます。

>>ダイコンの種を各種見てみる

 

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ダイコン栽培 水やり

ダイコンの肥料

読了までの目安時間:約 6分

 

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元気に育ったダイコン♪

 

 

ダイコン(大根)の肥料の種類と与え方は、
おいしいダイコンをつくるためにはとても重要です。

 

ダイコンはもともとアンデスの枯れた土地の植物です。

地中から養分を吸収する力が強いので、
必要以上に肥料を与える必要はありません。

 

適切な時期と分量の肥料を与えると、
よく太ってみずみずしいダイコンに育ちます。

 

 

[ダイコンの肥料]

 

 

■地植えの肥料

 

・元肥
ダイコン栽培で元肥を与える時は、
未熟な堆肥を与えないようにします。

 

未熟な堆肥を与えてしまうと、
根が変形したり「また根=分岐根」になりやすくなるからです。

 

 

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また根は、美味しくなさそうです

 

 

ダイコンは元肥にはあまりたくさんの養分を必要としません。

 

長年、野菜を栽培し続けている畑で、
土に堆肥が充分入っている畑は、元肥は入れなくて良いです。

 

畑の土が痩せているのであれば、元肥を施すようにします。

 

ダイコンの畑は、植え付けの2週間前に、
1㎡あたり100gの苦土石灰を撒いて30㎝程深く耕します。

 

元肥を与えるのであれば、1㎡あたり完熟堆肥か化成肥料を150gのを施します。
畝は1メートル幅の平畝にし、種は2条撒きを例にします。

*1条撒きであれば、畝幅60㎝とります。

 

 

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痩せた畑の土の作り方

 

 

・追肥
追肥は、ダイコンが肥大し始める時期に施します。
ダイコンは発芽後、急速に生長していきます。

 

この時期には、根からぐんぐんと肥料を取り込みます。
この時期に肥料切れを起こすと、
ダイコンが大きくならず、品質も悪くなります。

 

ダイコンは間引きながら育てていきます。

 

・1回目
本葉2~3枚になったころに1回目の間引きをします。

この時には、1か所につき2~3株が残っている状態にします。

 

・2回目

本葉が5~6枚になったころに2回目の間引きを行います。
この時には、1か所につき生育のよい1株だけを残します。

 

追肥は、1回目の間引きと2回目の間引きを行った時にします。
2条撒きにしている畝の中央に溝を掘り、
1㎡あたり50~60gの化成肥料を施します。

 

肥料をまいた後に、土をかぶせておきます。
2回目の間引きと追肥を行った後は、株元に土を寄せておきます。
この時に、葉に土がかからないように注意しましょう。

 

 

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良い土と世話が美味しいダイコンを育てます

 

 

■プランターなど容器栽培での肥料

 

・元肥
ダイコンのプランターは、
幅70㎝以上の深型(30cm以上)のものを利用します。

 

土は、市販の野菜用培養土で、じゅうぶんです。

 

 

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自分で配合するのであれば、赤玉土小粒:腐葉土を7:3の割合で混ぜ、
水はけのよい土を作ります。

 

石灰を10リットルあたり10g施し土の酸性度を調節します。
元肥として、10リットルあたり20gの化成肥料を混ぜ込んでおきます。
プランターの底には小石をしきつめて排水を良くしておきます。

 

・追肥
プランターの栽培でも、よく太ったダイコンに育てるためには追肥が重要になります。

追肥後は土寄せして株がぐらつかないようにします。

 

・1回目
ダイコンは本葉が2~3枚になったころに1回目の間引きをし、
1か所あたり2~3株にします。

 

・2回目
本葉が5枚程度になったら、2株を残し間引きます。

 

・3回目
本葉が5~6枚になった時に1株=1本立ちにします。

2回目の間引きを行った後、10リットルあたり10gの化成肥料を追肥として施します。
プランターの縁に化成肥料をまき、土をかぶせておきます。

 

1本立ちして10日後くらいにも、
同量の化成肥料を追肥と株元に土を足して土寄せをしておきます。

>>ダイコンの種を各種見てみる

■参考
・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ミニダイコンの育て方
・ダイコンの害虫
・ダイコンの肥料

 

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ダイコン栽培 肥料

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