紅化粧
紅化粧
紅化粧(べにげしょう)は、サカタのタネが改良して作った、ダイコンの品種です。
ダイコンといっても、一般的な白くて長いダイコンとはちょっと違います。
紅化粧は、根の長さが20cm~25cmほどで、
直径が5.5cm~6.5cmほどです。
一般的なダイコンは長さが40cm弱、太さも8cmほどになるので、
それと比べると短くて細いのが、紅化粧の特徴です。
ミニサイズやミディサイズのダイコンだと、ずんぐりむっくりとした形や、
丸っこい形が多くなりますが、紅化粧はスラリとした印象でスタイリッシュです。
耐病総太り
耐病総太り
ダイコンといえば、「耐病総太り」でしょう!
育てやすく病気に強い耐病総太りをご紹介します。
青首ダイコンと言われる部類で、葉に近い方が緑色になるのが特徴です。
元々緑色をしているのではなく、最初は白色で、土からせりあがって、
その部分が日にあたり、葉緑体を持って緑色になることから、
青首ダイコンと呼ばれます。
また、青首ダイコンは、現在全国シェア90%以上を占め、
市場に回るダイコンといえば青首ダイコンです。
この耐病総太りは発売以来、とても人気があります。
この耐病総太りは、名前の通り、病気に強く育てやすいので、
発売から30年経っても栽培されている品種です。
家庭菜園でも、プロの方でもこの品種を選ぶことが多いです。
このダイコンは、秋~冬どりダイコンで、作りやすい品種です。
また、ス入りが遅いので、美味しいダイコンが収穫しやすいです。
スが入ってしまうと、味が劣化したり、食感も悪くなります。
どのダイコンを育てていいか分からない、ダイコンを育てるのは初めて、
という方はまず耐病総太りから育ててみてはいかがでしょう?
耐病総太りの特徴と栽培についてご紹介します。
宮重大根
宮重大根(みやしげだいこん)と呼ばれるダイコンは、
愛知県特産、尾張大根を代表する品種で、青首ダイコンの一つです。
第二次世界大戦後に生産されなくなりましたが、平成になって復活しました。
宮重大根は甘みがあるので、生産地では皮を剥き塩をかけて生で食べたそうです。
青首の部分が特に甘みを感じられます。
現在、宮重という名前のついたダイコンは、宮重大根の改良品種とされています。
そのため、宮重系、と呼ばれることもあります。
大長と名前のつくダイコンは他の宮重ダイコンより長いのが特徴です。
各品種によって用途が異なりますので、
用途に応じて選び栽培するのも一つの楽しみですのでご紹介します♪
葉太郎
葉太郎は、葉ダイコン品種で、
一般的なダイコンと違い、根部が大きくならず、
葉が大きくなる品種で、葉を食べる品種です。
食感、風味が良く、どの調理にも適しています。
かわいい大根 小太郎
かわいい大根 小太郎
かわいい大根 小太郎は、株式会社トーホクが改良して作った、ミニダイコンの品種です。
ミニダイコンといっても、根の長さは15cm~20cmほどになるので、
正確にはミニからミディサイズくらいのダイコンが収穫できます。
かわいい大根 小太郎は、根の長さが15cmほど、直径が7cm~8cmほどで、
一般的な青首ダイコンを少し短くしたような姿をしています。
おむすびッシュ
おむすびッシュ
おむすびッシュは、ナント種苗株式会社が改良して作った、ミニダイコンの品種です。
一般的なダイコンよりも根が短く育てやすいので、家庭菜園にもお勧めです。
おむすびッシュは、とにかくのその名前と形状が気になる品種です。
ダイコンなのに「おむすびッシュ」とは?と不思議です。
その特徴と栽培についてご紹介しましょう。
おでん大根
おでん大根
冬にぴったりなおでん。
おでんに適したダイコンがあり、
そのままおでん大根という品種があります。
おでんに適した品種は他にも色々とあるのですが、
宇治交配のおでん用ダイコンのおでん大根をご紹介します。
ねずみ大根
ねずみ大根
ねずみ大根は、長野県が原産のダイコン品種で、固定種です。
信州の伝統野菜として古くから愛されてきたこのねずみ大根は、
一般的なダイコンとは違った特徴があります。
その1つが、形です。
大根といえば、まっすぐ長く伸びた根が特徴的です。
ところが、ねずみ大根は根が短く、長さが20cm前後しかありません。
一般的なダイコンが40cm弱くらいになるのに対し、半分くらいの長さです。
辛丸大根
辛丸大根
辛丸大根は、サカタのタネが販売している、辛みダイコンの品種です。
辛みダイコンの多くは、根が短い形をしています。
辛丸大根も例にもれず、根が短いです。
根の直径、長さともに10cm前後になり、先端の細りもほとんど見られないため、
まるでカブのような丸い形をしているのが、辛丸大根の特徴です。
辛味199
辛味199
辛味199は、カネコ種苗株式会社が販売している、辛みダイコンの1品種です。
ダイコンといえば、スラリと長く伸びた根のイメージが強いですが、
辛味199のような辛みダイコンの多くは、短形です。
辛味199も根が短く、長さも直径も7cmほどです。
ダイコンとしてはとても根が短く、しかも直径と長さがほぼ同じくらいとなるため、
見た目はカブのように丸みがあります。
カブや聖護院系よりは先端が細るため、球体というよりは、やや三角形に見えます。
青首系のように肩が緑色にならず、根全体が真っ白です。
表面にはツヤもあり、とてもおいしそうに見えます。
けれど、見た目が可愛いからといって、あなどってはいけません。